青色申告してきました&帳簿を自前でつける方法 [フリーランスエンジニア]
先日、青色申告してきました。
7月に開業届を出してから経費や預金のお金の出入りは記録してあったのですが、複式簿記の帳簿としてはまとめてなかったので、それをまとめるのが大変でした。2日ぐらいかかってしまいました。
★★★ 帳簿を自前で付ける、ということ ★★★
・・・というのも、表計算ソフト(Google Spread Sheet)を使って帳簿を自前でつけてみたんですよ。
沢山でている青色申告者向けの解説本やWebサイトをみると「会計ソフト」を使うのが常識としてあって、私もどうしようかかなり迷ったのですが、
・記帳する量がすごく少ないこと
・簿記の最低限のトレーニングを受けたことがあったこと
・実際に申告する際に必要な最低限の記帳の仕方を知っておきたかったこと
・使っているパソコンがMacであまり会計ソフトの選択肢がなかったこと
などから自前の帳簿を付けることにしました。
自分で帳簿を付ける際、とても参考になった本は↓コレです。
さきほど書いたようにほとんどの青色申告の解説本では「会計ソフト」を使うことが前提になっているのですが、この本は会計ソフトを使わずに「紙の帳簿の付け方」を扱っているめずらしい本です。簿記の知識が無い人でも付けられる様に難しい簿記の用語は使わず、かつ事例はすべて具体的です。実際、私はほぼ事例通りに記帳して完成させることができました。
この本の良いところはシンプルなことです。
人によっては地味で味気ないと思うかも知れませんが、私にとっては過剰なメッセージや演出がなくて、かつ事例が具体的だったので、とても楽に使える本でした。
もし、パソコンの会計ソフトを使わずに帳簿を自前で付けてみたいな〜と考えてる方にはおすすめです。
ちなみに、青色申告「特別」控除は1992年の税制改正でできた制度で、この本は1994年に最初のものが出版されたそうです。意外と最近できた制度なんですね。
あとその他には↓の本を参考にしました。
確定申告の方法というよりは、税理士さんとのぶっちゃけた話がとても面白い本です。
この本を読んでも確定申告の具体的なことはあまりわからないかもしれませんが、気は楽になるかも。
こちらは先ほどの本とは逆に確定申告に向けた具体的な方法を書いてある本です。
色々なことを網羅する為でしょうが、ちょっと量が多すぎて私には辛かったです。
でも、こういうことがあるんだな〜と、一度読んでおくはいいかも。
あと、似たタイミング似た立場で確定申告をした方がいたので、参考にリンクを貼っておきます。
【ウェブル:はじめてのフリーランスの青色確定申告の勉強メモ「実践・提出編」】
★★★ 税務署へ ★★★
んで、出来上がった帳簿を元に税務署から送られてきた書類を埋めて、徒歩3分の税務署に行ってきました。
相談コーナーがあったので、そちらにまわしてもらい、退職金の扱い方、赤字決算のこと、家賃や光熱費の按分のことなどなど、色々とアドバイスを受けました。
2月でまだ空いているためか、対応してくれる方はとても丁寧でよかったです。
あと、年配の方が多く来ていて、それもほんわかする感じでした。おばあちゃんいいな〜。
前職からがくっと収入が落ちたので、還付金は結構な額になりました。うれしいやらかなしいやら。
★★★ 帳簿を付けてみて思ったこと ★★★
売り上げが経費を上回った月は黒字に、下回った月は赤字。
当たり前ですが、数字で見るのはいいもんでした。
「青色申告かんたん帳簿ハンドブック」にも書いてあったのですが、帳簿を付けるのは確定申告のため以前に自分の事業の状況を定期的に確認する為なんですよね。
とりあえず一年ぐらいはあまり考えすぎずにやろうと思っているのですが、数字の説得力は強烈でして、具体的な数字で稼ぐ必要があるな、と思った次第です。うむ。
我ながらスローな感じでありますが、腑に落ちる過程自体が自分には必要なので、ひとつひとつやるですよ。
★ ★ ★
確定申告にまつわる過去記事:
【2011年6月6日:おみやげとか開業にまつわる調べものやら】
【2011年7月8日:フリーランスエンジニア開始!にまつわる手続きあれこれ】
【2011年7月23日:住民税&健康保険料のお知らせ】
【2011年8月1日:経費の記録】
【2011年8月16日:国民年金を納めてきました】
【2011年8月31日:国民健康保険の所得割】
7月に開業届を出してから経費や預金のお金の出入りは記録してあったのですが、複式簿記の帳簿としてはまとめてなかったので、それをまとめるのが大変でした。2日ぐらいかかってしまいました。
★★★ 帳簿を自前で付ける、ということ ★★★
・・・というのも、表計算ソフト(Google Spread Sheet)を使って帳簿を自前でつけてみたんですよ。
沢山でている青色申告者向けの解説本やWebサイトをみると「会計ソフト」を使うのが常識としてあって、私もどうしようかかなり迷ったのですが、
・記帳する量がすごく少ないこと
・簿記の最低限のトレーニングを受けたことがあったこと
・実際に申告する際に必要な最低限の記帳の仕方を知っておきたかったこと
・使っているパソコンがMacであまり会計ソフトの選択肢がなかったこと
などから自前の帳簿を付けることにしました。
自分で帳簿を付ける際、とても参考になった本は↓コレです。
さきほど書いたようにほとんどの青色申告の解説本では「会計ソフト」を使うことが前提になっているのですが、この本は会計ソフトを使わずに「紙の帳簿の付け方」を扱っているめずらしい本です。簿記の知識が無い人でも付けられる様に難しい簿記の用語は使わず、かつ事例はすべて具体的です。実際、私はほぼ事例通りに記帳して完成させることができました。
この本の良いところはシンプルなことです。
人によっては地味で味気ないと思うかも知れませんが、私にとっては過剰なメッセージや演出がなくて、かつ事例が具体的だったので、とても楽に使える本でした。
もし、パソコンの会計ソフトを使わずに帳簿を自前で付けてみたいな〜と考えてる方にはおすすめです。
ちなみに、青色申告「特別」控除は1992年の税制改正でできた制度で、この本は1994年に最初のものが出版されたそうです。意外と最近できた制度なんですね。
あとその他には↓の本を参考にしました。
確定申告の方法というよりは、税理士さんとのぶっちゃけた話がとても面白い本です。
この本を読んでも確定申告の具体的なことはあまりわからないかもしれませんが、気は楽になるかも。
こちらは先ほどの本とは逆に確定申告に向けた具体的な方法を書いてある本です。
色々なことを網羅する為でしょうが、ちょっと量が多すぎて私には辛かったです。
でも、こういうことがあるんだな〜と、一度読んでおくはいいかも。
あと、似たタイミング似た立場で確定申告をした方がいたので、参考にリンクを貼っておきます。
【ウェブル:はじめてのフリーランスの青色確定申告の勉強メモ「実践・提出編」】
★★★ 税務署へ ★★★
んで、出来上がった帳簿を元に税務署から送られてきた書類を埋めて、徒歩3分の税務署に行ってきました。
相談コーナーがあったので、そちらにまわしてもらい、退職金の扱い方、赤字決算のこと、家賃や光熱費の按分のことなどなど、色々とアドバイスを受けました。
2月でまだ空いているためか、対応してくれる方はとても丁寧でよかったです。
あと、年配の方が多く来ていて、それもほんわかする感じでした。おばあちゃんいいな〜。
前職からがくっと収入が落ちたので、還付金は結構な額になりました。うれしいやらかなしいやら。
★★★ 帳簿を付けてみて思ったこと ★★★
売り上げが経費を上回った月は黒字に、下回った月は赤字。
当たり前ですが、数字で見るのはいいもんでした。
「青色申告かんたん帳簿ハンドブック」にも書いてあったのですが、帳簿を付けるのは確定申告のため以前に自分の事業の状況を定期的に確認する為なんですよね。
とりあえず一年ぐらいはあまり考えすぎずにやろうと思っているのですが、数字の説得力は強烈でして、具体的な数字で稼ぐ必要があるな、と思った次第です。うむ。
我ながらスローな感じでありますが、腑に落ちる過程自体が自分には必要なので、ひとつひとつやるですよ。
★ ★ ★
確定申告にまつわる過去記事:
【2011年6月6日:おみやげとか開業にまつわる調べものやら】
【2011年7月8日:フリーランスエンジニア開始!にまつわる手続きあれこれ】
【2011年7月23日:住民税&健康保険料のお知らせ】
【2011年8月1日:経費の記録】
【2011年8月16日:国民年金を納めてきました】
【2011年8月31日:国民健康保険の所得割】
青色申告かんたんの秋山です
訳あって検索していたら
ありがたいお言葉に出会いました
パソコン会計が進んでいるので
今年で手書き帳簿の出版は終わりになりそうです
ありがとうございました
by 秋山典久 (2014-12-05 00:03)
秋山さん。はじめまして。
良い本を書いてくださってありがとうございます。
とてもわかり易かったです。
確定申告は無事2回乗り切りまして、2014年度分もなんとかなりそうです。
by ひげたま (2015-01-12 19:06)