「被抑圧者の教育学」パウロ・フレイレ [それでもどっこい生きてます]
どこをどう紹介しても左翼バリバリの本です。
この本を読んで、ああそうだよな、と思う自分がいて、この人も良く分かってるんだな、と思う自分もいて、でもそれはイデオロギーの匂いではなく、自分の限界について、「常に何かが足りない」という叫びたくなるような感覚についての共感なんだと思うのです。
正直、繰り返しが多くて読みにくい本だと思いますが、権力と教育の関係について、特に自分が教育者として権力を振るってしまうことについて考えたい人には、良い本だと思います。
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