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【書評:「負けない力 (朝日文庫)」橋本治】 [いま、ここ、わたし]

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少し前から、「負けたくない」「負けない」という声が心のどこかから響いてきて、誰に?何に?と不思議に思っていました。

それで、2015年に発売されてすぐ読んだ、橋本治の「負けない力」の文庫版を買って読み返してみました。

ブクログを見たら、元の単行本の発売日の次の日に本棚登録されているので、本当にすぐ買って読んだんですね。

残念ながら当時の書評は無かったんですが、たぶん、本を読んだ直後に書いたであろう記事がありました。

【2015年7月16日:ブログを書いていてよかった気がする】

2014年ごろからほとんどブログの記事を書かなく(書けなく)なっていたので、この記事は、橋本治の「負けない力」を読んだから書けた記事だったんだと思います。

今回、「負けない力」の文庫版を読んでいて、前に読んだのとは違った印象だなぁ、なんだろうなぁ、と思いつつ読んでたんですが、とにかくぶっ飛ばされたのが、「文庫版のためのあとがき」の最後の部分でした。

思わず、「橋本さん、やっぱりあんた最高だよ!」と、声を出して大笑いしてしまいました。

これだけでも読んでよかった。

橋本さん、ありがとう。

★ ★ ★

最近、橋本治の未読の本、既読の本、どちらも集めているんですが(既読の本も古本で売ってしまっているので)、どうやら「負けない力」に続く本として、「知性の転覆 日本人がバカになってしまう構造」が書かれたらしく、こちらは未読ですが、ちょうど買い集めた本に含まれていたので、これから続きとして読んでみようと思います。

そういえば、今年の4月に出た「そして、みんなバカになった」(未読)の巻末には、橋本治の1978年から2020年までの著作リストが載っていて、ちょうど橋本治の本を集めてる私には、とても参考になってます。

橋本治の本は、時間を掛けて読めるだけ読みたいです。




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