対象でも暮らしー [それでもどっこい生きてます]
いや大正デモクラシーです。
深夜の酔っ払いオヤジのツボはゆるいので、簡単にハマってしまいますね。
素朴な疑問として、大正に「でも暮らしー」があったのに、その後軍国主義になる、って不思議だと思うわけです。
そんな興味です。
この本の良いところは、その時代の意味づけを、当時の新聞や評論に求めていることです。
たとえば、米騒動があったときに、その当時の人たちはその事態をどう評価、分析していたのかを、当時の新聞や評論雑誌の記事を引用する形で展開しているわけです。
これは面白い。ちょっとしたタイムスリップができます。
大正って、天皇もそうですが、存在をスキップされがちですが、明治と昭和をつなぐ時代であるわけで、意外と奥深いのかも。
灯台モトクラシー。
いや、ちょっと書いてみたかっただけ。
軍国主義なんてのも最初は民衆が望んだものだったんじゃないでしょかね。
こうしてインターネットで皆が好き勝手なことをほざいてられる世の中になってみれば意外と好戦的なひとが多数いるというところを見ると。
by たけぽん (2007-09-06 01:39)
> 灯台モトクラシー。
えー、0点~。(笑)
まー、やっぱしイケイケだったみたいですよ。
バブルのころに、「日本アズナンバーワン」とか言ってたのも根は同じなんじゃないでしょかね。
by ひげたま (2007-09-06 23:54)