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社会的起業、NPO、ボランティア [それでもどっこい生きてます]

ちょっとひっかかりが強いので、とりあえず列挙。

【lessorの日記:やってしまった。】での、こんな部分。

社会福祉制度が後退した部分をビジネスが補完していく社会にじりじりと近づきつつある。とはいえ、ほんの数年前まで障害者支援の制度的環境なんて非常に脆弱なものだった(特に地域生活の支援は)。だから、昔から障害者支援業界は今でいう社会起業家によって支えられていた。しかし、彼ら彼女らの中に公費をいれずに純粋なビジネスでやるべきだと主張する人は多くなかった。それがなぜだったかについて、最近の起業家は考えたことがあるのだろうか。


なぜ純粋にビジネスでやるべきだと主張する人が多くなかったのか、はじめ読んだときは「お金儲け目的はダメだってこと?」みたいな印象でとらえてしまい、よくわからなかった。

でも、なんだか気にはなっていた。

その後、トラックバックされていた、dojinさんの【研究メモ:権利かビジネスか】にあった、「社会的企業の近辺メモ①~④」を読んで、さらに色々と考えさせられた。

自分の脳みその中では、【2007年9月16日:気が狂いそう】と関連があることなんだということは、すぐ分かる。

色々、同時に考えてしまって、自分が混乱している気がする。

1.世の中がどうあるべきだと自分が考えているのか。
2.実現可能性の中で何をすべきなのか。
3.他人、ひいては自分が属する集団にどうあってほしいのか。それとも、そんなことを考えないほうがいいのか。
4.自分が何をしたいのか。そもそもしたいことなんてあるのか。

でも、まだ混乱してていい気もする。
簡単に答えが欲しいわけじゃない。

「自分探し」なのか「社会探し」なのか良く分からないけど。

もうひとつ。

今自分が考えていることと、コンピューターを使ったエンターテインメント(まぁゲームです)をつなぐ方法がある気がしてしょうがない。
社会的起業ではなくて、ゲーム的起業、とでもいいますか。


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山田@漂流教室

おひさしぶりです。

利潤追求を目的の一部に入れてしまうとサービスを実施する際に制限がかかる部分がでてしまい、個別のニーズに応えることが難しくなるという点が、ビジネス度合いを出来る限り抑えるぼくの理由です。ぼくは「最近の起業家」になるのでしょうが、当初からそう考えていましたね。

シリアスゲームの件は、ぼくがやっていることにもつながるはずです。業界にいる人とお話したいものです。
by 山田@漂流教室 (2007-10-16 11:50) 

ひげたま

山田さん。こんばんわ。

漂流教室の活動については、とても興味深く感じています。
札幌と埼玉だとなかなか会う機会がないですが、ゆっくり話ししてみたいですね。

シリアスゲーム(この名称はあまり好きじゃないのですが)については、ゲームの持つ「世の中とのかすがい」の機能とでもいうものを、とても有効に引き出せるのではないか、と考えています。
by ひげたま (2007-10-20 00:07) 

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