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わかっちゃいるけど やめられない [いま、ここ、わたし]

2006年の5月にこんな記事を書きました。

【ひげたまブログ 2006/5/14 思惑の押し付け、もしくは自他の距離感について(脳みそ補足)】

この記事のことはよく覚えていて、「自己分析としては当たってる気がするな〜」と折につけぼんやりと思い出してたんですが、最近、 魂の脱植民地化シリーズを何冊か読んでいく中で、さらに「当たってる・・・」感が強くなりまして。

でも、分析できれば自由になれる、とは簡単に行かないところがあるよなー、と、10年以上経った今の自分を振り返ると思うわけです。

自分なりに、一人旅に行ってみたり、フリーランスという立場に自分を移してみたり、また会社員に戻ったり、また辞めたり、住む場所を変えてみたり、即興ダンスを始めたり、本を読んでみたりしてますが、なかなか手ごわいです。

わかっちゃいるけど やめられない

でも、それを受け入れて、なんとかしていくしかないんですよね。

この記事は、

を読んで触発されたものです。植木等って浄土真宗の僧侶でもあったんですね。

「他力本願」って言葉は今はあまり良い意味に取られないと思いますが、他力という言葉の表面的な理解ではない、宗教的なあり方について考えることができる本だと思います。

親鸞は好きでいくつか本を読んでいるのですが、他力に絞って、仏陀から植木等までを通してみる視点は新しく感じました。

ただ、ちょっと言葉が難しく集中力が必要になる本です。集中できる環境で一気に読むのがオススメ。

「わかっちゃいるけど やめられない」として、「自力でやっていく」と「他力本願を信じる」を、思惑で都合よく混ぜずに、明確に線を引きながら、自分の中に統合していく。

言葉でまとめると抽象的な表現になってしまいますが、そんなことを、ままならない生身の自分の体で引き受けて生きていくのかな、と思ったりしています。

・・・と、なんか思いの外、硬めな話の展開になってしまった朝でありました。今日も東京は暑そうです。

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