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「敗北を抱きしめて」ジョン・ダワー [それでもどっこい生きてます]

を、読み中~。

終戦直後のコトについては元々興味があるので面白いんですけど、こういうのって、やっぱり元の文献とかを読んだ上で読まないと、著者の解釈の範囲が分からなくて、不安になったりしますね...。

読んだ範囲では、民主主義を「正しいもの」として持ち込んできたハズの占領軍(アメリカ)が、自らの占領統治をしやすくするために裕仁天皇の戦争責任を曖昧にしたり、急進的な民主主義勢力(天皇制の破棄を求めた、とか)の言論を規制したりしたことを受けて、だんだんと「占領軍が言っていることは必ずしもスジが通っている訳ではない」と気づいていく人達がいた、というあたりが面白かったですね。

敗戦で天皇に裏切られ、復興で占領軍に裏切られた。そう強く感じた人は政府や国というもの自体を信用しなくなっていく。そんな感じでしょうか。

最近は仕事が忙しいので、へろへろ気味です。寝ます。


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