京都四日目最終日(2) [それでもどっこい生きてます]
二条城を後にして、バスで東寺へ。
弘法大師空海のお寺です。五重塔で有名ですね。
ここでも薬師三尊・十二神将と、立体曼荼羅といった仏像が見れたんですが、これもまたすばらしい仏像でした。
特に立体曼荼羅はりっぱな仏像が曼荼羅状に配置されていて、すばらしいものです。
ここで「人はなぜ苦しむのか」というパンフレット(¥10)があったので貰ってきたんですが、なかなか「むむむ」なことが書いてありました。
「煩悩」やら「六道」やらは聞いたことあると思いますが、それらについて立体曼荼羅を通じて空海が伝えたかった言葉を説明してあります。
「東寺の謎」という本の抜粋で、著者は三浦俊良となっています。
弘法大師といえば、四国のお遍路ですが、いつかまとまって時間がとれればまわってみたいですね。ちゃんと装束も着て。
食堂と言われる場所には、焼けて墨になった痛ましい四天王像がありました。
火災で燃えてしまったらしく、まだ修復のメドが立っていないそうです。
「そうか木造だから燃えてしまうんだ」と、ちょっとショックでした。
東寺の後は、東本願寺に向かいました。
浄土真宗の総本山です。
中に「見真」(けんしん)という額が飾ってあって、ここでも「むむむ」となってしまいました。「真実を見る(見よ)」という意味でしょうか...。
そのほかには、七高僧(龍樹・天親・曇鸞・道綽・善導・源信・法然)といわれる御影が飾ってありました。
ここの地下には視聴覚ホールがあって、これがまたえらい立派な部屋でした。率直にいって、「いくらかかってんだよ!」といったトコロ...。
上と下のギャップが激しいです。
その後、西本願寺もいったんですが、こっちはメインの御影堂が改装工事中であまり見るところがありませんでした。残念。
今回の旅は親鸞の足跡をたどる、ということで、比叡山と本願寺に行くことが大きな目的でした。
・・・ということで京都旅日記もこの辺で。
ご静聴、おおきにありがとう~。
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