「好きな事をする」ということ [それでもどっこい生きてます]
ちょっと前のことです。
土曜日、京浜東北線で上野に向かう電車の中で、となりに部活に行く途中っぽい中学生が座りました。
手にはゲームボーイアドバンスSP。「何遊んでるのかな?」と横目に見ると、どうやら「スーパーロボット大戦」の様。
「ふーん、中学生の男の子っぽいなー」と思いつつ、そのままウタタ寝したんですが、ふと目を覚ますと途中の駅でのってきたらしい中学生達が、その子の前にたむろしてました。
と、「おまえまた本読んでるのかよ~」「こいつブックちゃんだからさー」という声。
あれ?と思ってチラリと横を見ると、いつのまにかゲームボーイの代わりに分厚い本を持ってました。見たところハリーポッターの最新刊。
おとなしそうな彼は友達にやいやい言われても、そのまま本を読んでたんですが、「なんで本なんて読むんだよ~」という突っ込みに「いいじゃん好きなんだから」と、ちょっとムッとしたように答えていました。
その後、二駅ほどしてユニホーム姿の彼等は降りていったんですが、「自分が中学生であの立場だったら少なくとも友達の前では本読まないんだろうな」と考えてしまいました。
ささいなことでも、いやささいなことだからこそ「好きな事をする」ということは、集団の中にいると難しい感じがあります。
学生じゃない今はまだマシではありますが、根本的にこういったシチュエーションは苦手です。
「うるせーな」で済むことなんでしょうが、どうにも苦手。なんででしょうか。
今日は、
文字数オーバーしたので、ちょっと続く...。
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