「肖像画」ゴーゴリ [それでもどっこい生きてます]
岩波文庫の「狂人日記」に入っている他二編の内の1つです。
「その両眼はじっとにらみつけていて、いまにも肖像画から抜け出しそうな様子」、そんな肖像画を手に入れた人の運命を描いたお話です。
あんまり細かく書くわけにはいかないですが、肖像画の魔力のせいなのか、はたまた人間が持って生まれる狂気のせいなのか、そんなことを突きつけてくるような作品です。
まだ読み終わってないんですけど、どこかで読んだような主題でありながらも、その描写で主人公の狂気ぶりがストレートに心に迫ってきます。おそろしいぐらい。
では。
コメント 0