「生きていくのに大切な言葉吉本隆明74語」勢古浩爾 [それでもどっこい生きてます]
を買いました。
前書「思想なんかいらない生活」では、思想家をことごとく蹴散らしていて、それが筆者の伝えたいことと、ちょっとかみ合っていない感じがして、不満だったんですが、今回の本は逆に「吉本隆明はこういう点が好きだ!」といった感じが率直に伝わってきて、好感が持てます。
「思想なんかいらない生活」でも、その率直そうな性格は後半でチラチラ見えていたし、「吉本隆明だけは別格」ともいっていたので、この本は、できるべきしてできたんでしょうね。
「魔の山」も読み始めてますが、こっちはなんか、本が厚いし字も細かいし登場人物がたくさん出てくるしで、なかなか手ごわいです...。面白く感じるか、つらさが勝ってしまうのか、微妙です。
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