「いきなりはじめる浄土真宗」内田樹・釈徹宗 [それでもどっこい生きてます]
インターネット持仏堂1「いきなりはじめる浄土真宗」
インターネット持仏堂2「はじめたばかりの浄土真宗」
の2巻で構成されてます。(※この前の日記は書名間違ってました)
浄土真宗の解説、というよりは、違った立場にいるお二人の「宗教っぽい感じのする考え方の部分」の共通点と相違点を伝え合う、という本でした。
(途中、「間狂言」と題して釈徹宗さんの真宗解説がありますが)
「信じるか信じないか」ではなく、自分を超えた存在をどう感じていて、それを生活に関連付けているか、といった話でしょうか。
2巻目以降、無理に論点をまとめず、お互いに投げっぱなしで進んでいくので、面白かったです。
「他者と死者 ラカンによるレヴィナス」を読んだ時に感じた「わかりそうでわからない」という感じに近いです。ああ、脳みそが痒い。
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