「半島を出よ」村上龍 [それでもどっこい生きてます]
~~~~ネタばれ危険~~~~
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北朝鮮の「反乱軍」が福岡を占拠する。福岡市民、日本政府、そして「反乱軍」。様々な立ち位置の人達が、様々な反応をしながら、事態は進んでいきます。
当然の様に日本政府は何もせず、福岡市民は占拠されても日々生きるしかなく、「反乱軍」は日本の豊かさを受け入れたり反発したりし、元から何にも属さないもの達は、今までどおり自分達で考え自分達のやり方を通す。
中心になる登場人物はいますが、それ以外の日々生きる人達が「福岡占拠」という現実にどう向き合うのかが、作品の魅力の1つになっています。
phase two 8「処刑式」が、一番衝撃的で印象的でした。章の前半と後半の対比がすごいです。引き裂かれます。
あとがきによると、「昭和歌謡大全集」という小説を一部引き継いでいるようですが、読んでないので分かりませんでした。。。
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