お笑いの人は頭がいい? [それでもどっこい生きてます]
昔、ビートたけしや明石家さんまが売れっ子になったぐらいに、「お笑いの人は頭がいい」という話をよくテレビで見かけるようになったことを覚えています。
その当時、「確かにそうかもなぁ」と思いつつも、「わざわざ頭がいいとか言わなくても、面白いんだからそれでいいのに」とも思っていました。
なんで、わざわざ「面白い人」を「頭がいい人」という評価軸に移さないといけないのか。
今思い返すに「頭がいい」という評価軸にした方が、そのほかの評価軸とあわせやすいからなんでしょうね。
「大学教授とビートたけしはどっちが偉いのか」みたいなことを決める必要があったのかも知れません。評価軸が一本の方が消費しやすい、煽りやすいのでしょう。
ただ、一方的に「面白い人」が「頭がいい人」に移されただけじゃなく、「頭がいい」人でも「面白」くなければいけない、という基準も同時に導入された気がします。主に「テレビに出る人」としての評価ですけれど。
なんというか、「勉強ができるできない」「性格が明るい暗い」「年収いくら以上は勝ち組」「見た目スレンダーでも体脂肪○○%は隠れ肥満!」みたいなものと同じなのかもなぁ、と思うわけです。
なんでも評価軸は一本にしようとする。どこかに正解やゴールがあるように物事を伝える。心底うんざりします。
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昼間寝すぎて、全然眠くないですが、寝ないと...。只今、午前4時。
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