「不和あるいは了解なき了解」ジャック・ランシエール [それでもどっこい生きてます]
読み終わりました、、、。10年以上前に柄谷行人の本を読んだときの様な難易度。
政治の歴史と現状についての再考、といった感じの本です。プラトン、アリストテレス、ホッブス、マルクスを取り上げつつ、政治の機能や、政治と平等との関係について、考える本です。(たぶん)
とても理解できたとは思えませんが、細かい定義(本人にしてみれば重要だから書いてるんですが)に足を取られずに、ちょっとひきながら見れば、興味深いことを書いている様に思います。
固定化された答えを出すのではなく、運動しつづけるものとしての政治、という考え方が好きです。
最後に訳者の解説があったんで、かなり理解の助けになりました。
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