ひさびさに酒を飲む [それでもどっこい生きてます]
今日は、会社の同僚の子供の誕生日会があり、その人の家で酒飲んできました。
実に2週間ぶり。うまかった、のは、うまかったんですが(みんなイイ酒もって来てましたから)、なんか思ったより「うお!飲んだぜー!」感がなかったのが自分でも意外。体質が変わってきたんだろうか。。。?
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「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」、普通に大人が子供に向けて社会の仕組みを説明するだけなんですが、新鮮でした。
「人は誰も、さまざまな役割を「演じて」います」と言い切ることから始まる、役割期待の説明がよかったかな。
これ読んで日本の社会の教科書がどんな感じなのか知りたくなりました。子供のころ教えられてたころとは違った感じがするんでしょうね。
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「只今、自律神経失調中」谷口正次
ぐっと来る本でした。つか、ハラ立ちました。
自律神経失調症にかかってしまった中学教師が、ホームルームで「只今、自律神経失調中」と題して、誰しも不安を持つことは特別なことじゃないこと、だからお互いにいたわりあって生きていくことの大切さを説くのですが、PTAの反発にあってしまいます。
PTAの言い分としては、(自律神経失調症で)頭がおかしくなっている担任が、純粋な中学生に変な思想を植え付けようとしている、というものなんですけど、主人公の言葉を待つまでもなく、こんなのはおかしいです。
教師が人間である以上、クリーンで透明で間違いのない教育なんてないし、あったとしたらそれはただの「知識の伝授」でしかない。
親も人間である以上、クリーンで透明で間違いのない教育なんてできないハズです。
教育に限らず、この前の電車事故に連なる話もそうですけど、必要以上に他人に完璧を求めるこの空気圧は、すごく息苦しい。あえて言い切りますが、みんなそう思っているはずです。意識してるかしてないか、の違いはあるでしょうけれども。
だから、空気圧を空気圧として認識しつつ、自分の感覚を大事にして、やりたいことをやっていきたい、と強く強く思います。
つらいよね、世の中は。
ちなみにこの本は、新風舎文庫の本です。だから自費出版なのかな?
新風舎の直営店である熱風書房で買いました。今日のプレゼントにした絵本もここで購入。
狭い店内を段差つけたりしてうまく区切ってあり、たくさんの本がありましたよ。詩集と絵本が多かったかな。
イイ刺激になるんで、暇見てまた行こうと思います。
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