「新ゴーマニズム宣言Special 沖縄論」小林よしのり [それでもどっこい生きてます]
新ゴーマニズム宣言は、「戦争論」あたりから、素直に読めなくなりました。それは、読んでいると今までの自分の考え方を変える必要に迫られるからです。つらい。ついつい揚げ足取りをしたくなったりもします。
だからといって、単に小林よしのりの考え方に乗るという考えも、この本を読んでいればありえないので、自分の頭で考える必要があるのです。
彼の本を読んでいると、つい「彼の話を信じる信じない」という思考に捕らわれてしまうんですが、多分、そこから抜け出さないと、本当に読んだことにはならない気がしています。
彼の考えや信じていることがなんなのか、ではなく、あくまで、自分の考えや信じることがなんなのか、を知ることの方が先だからです。
あー、しんどい。
ずいぶん前のゴーマニズム宣言に「まず小林よしのりを疑え!」という文句があったんですが、こう言い切った人だから、何かしっくり来ないものがあっても、今でも読んでいるんだと思います。
常に自分の頭で考えることの重要性、それだけを確認するために。
2005-06-22 00:00
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