「ひろさちやの「道元」を読む」ひろさちや [それでもどっこい生きてます]
道元のコトというよりは、もっと広く仏教の話が多い本でした。ちょっと自分が期待してた内容とはズレてました。
「喜んで捨てるのが布施(喜捨)である」という部分がよかった。
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本日も休日出勤。仕事仕事仕事。この無限ループから抜け出さないと。
仏教の本ばっかり読んでると、自分がいかに世の中の捕らわれの中で生きているか思い知らされます。
中国に実在したという布袋和尚とか、布ぶくろ1つで生きていた訳ですよ。
モノや、とらわれを捨てることで自由(自らに由る)になれる。
何かを持っていたり、こだわっているのは、自分以外の誰かから支配されていることと変わりない訳です。たぶん。
かといって、単に隠遁すれば良いかというと、多分そんな「簡単」な話でもなかったりするんですよね。たぶん。
この辺の「自分と社会の関わり方」についての考えは、古臭くても古びないテーマなので、仏教の本を読んでてとても面白いと感じる点です。
むかしむかしから、みんな同じことで悩んでるんだなぁ、と、ちょっと安心したりもします。
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