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「青い鳥」重松清 [それでもどっこい生きてます]

吃音の国語教師、村内先生が色々な学校で出会った生徒とのお話。短編集です。

ギリギリのところで生きている生徒に、大切ななにかを思い出させてくれる教師。
吃音なので話すのは得意じゃないのに、それでも生徒に「たいせつなこと」を語る。

私はこういう人物にはとても惹かれますし、できれば自分もそうありたいと願います。
せめて、自分が今まで親や教師に貰った「たいせつなこと」は誰かに伝えたい。

人の役に立ちたいと思う切ない気持ちは、もしかすると、そういう気持ちのリレーみたいなものなのかも知れません。

今の世の中で常に人を蹴飛ばして生きている以上、キレイごとではすまないけれど、たまにはこんなことを考えてもいいのじゃないか、この本を読んでそういう気持ちになってもいいのじゃないか、そんな風に思うわけです。


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