フリーランスエンジニア開始!にまつわる手続きあれこれ [フリーランスエンジニア]
ご無沙汰しております。毎日暑いですね〜。
さて、予定通り6月末で会社を退社し、7月からフリーランスなエンジニアとしてやっていくことに決めた訳ですが、それにまつわる手続きをしてきました。
誰かの役に立つかもしれないですし、備忘録程度に書いておきます。
★役所関連
まずは年金と健康保険の手続きから。
会社から「健康保険 厚生年金保険 資格等消失連絡票」というのをもらったので、それをもって役所にて手続きしてきました。
健康保険は任意継続ではなく、国民健康保険に切り替え。
年金、健康保険ともまだ振込通知をもらっていないので、それが来てからお金の振込やらなんやらやる予定です。金額がいくらになるか計算してませんが、去年の年収で計算されるので結構高いでしょうね。
★税務署関連
開業にあたって所得税の申告方法として青色申告をしてみたかったので、手続きをしてきました。
人を雇うかどうか、減価償却をする資産があるかどうかなどで出す書類は変わるらしいですが、当分一人でやるつもりなので、「個人事業の開廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」のみ出してきました。
書類の書き方をネットや本で調べていったものの、詳細が分からない点も多く不安だったのですが、税務署の方が丁寧に教えてくれ、あっさり終了。
こうやってやれば簡単なことでも、やる前は不安だったりしますよね。税務署って怖いイメージがあるし。
ちなみに最大65万円までの所得控除を受ける場合は、複式簿記で事業の帳簿を付ける必要があります。個人事業主のノウハウが書いてあるWebサイトや本では、市販の「〜の申告ソフト」みたいなものを使うことを推奨していますが、とりあえず表計算ソフトを使ってやってみてます。
簿記の仕組みをキチンとしりたいなぁ、と思っていることと、一応、日商簿記の三級を持ってることが理由ですが、途中で挫折してソフト買ってるかも知れません〜。わはは。
★事業口座開設
青色申告をするために帳簿をつけることと絡みますが、事業にまつわるお金の出入りを楽に管理するために新しい銀行口座を作りました。
どの銀行にするか迷ったんですが、東京三菱UFJはすでに口座を持っているので、三井住友にしてみました。駅前にあったし。
★名刺作成
Facebookなどを使えばあまり必要ないかなぁと思いつつ、名刺を頼んでみました。
最初、名刺のカスタマイズツールが使いやすかった【アスクル】でちまちま原稿を作ってたんですが、最後に注文する段になって、法人じゃなきゃダメ、ということが分かり、その原稿をスクリーンショットで撮って、【名刺作成のファースト】にて注文。アスクルさんありがとう、そしてさようなら!
ファーストを選んだのは、Illustrator以外のデータでも入稿を受け付けてくれていたことと、すべての用紙のサンプルを送ってくれる、という点です。
名刺のデザインをかなりシンプルにしたので、他社の一般的な名刺テンプレートが使いにくかった、という点もあります。
用紙のサンプルを注文中なので、届くのが楽しみです。
★その他、屋号について
手続きとしてはこんな感じで、3日間ぐらいバラバラに時間を使いましたが、手際よくやれば1日で終わる感じです。
そんな中、一番迷ったのは「屋号」をつけるかどうかです。会社名みたいなもんですね。
個人名で活動するなら無理につける必要はないのですが、なんとなくカッコいいってのもありますし、ハマった名前を付けられれば、色々な人に覚えてもらったり、イメージしてもらいやすいですから、屋号をつける意味は結構あると思います。
んで、つけたい名前も漠然とあったのですが、結果的に屋号はつけなかったです。
いくつか理由があるのですが、一つ目は自分の活動が5年先10年先どういう方向に行くのか、行かせたいのか、はっきりできなかったこと。二つ目は屋号を自分で作るのではなく、自分の活動実態を積み重ねた先に屋号みたいなものが立ち上がってくるのではないか?その方がしっくりくるのではないか?と思ったこと。三つ目は、屋号をつけてかっこよく見せよう、みたいな自分の気持ちが浅ましくて嫌だなぁと思ったこと。四つ目は、色々調べる中で「屋号はつけるべき!」みたいな思い込みが出てきて辛くなってしまったこと。
そんな考えがぐるぐるした先に「迷ったときはシンプルにいこう!」と思い、屋号はつけなかった次第です。
私は「〜すべき」とか、「こうしないと怒られたり嫌われちゃうのでは?」という「人から見た自分に対するイメージ」を想像しすぎて、ぐるぐるしてフリーズしちゃうことがあって、今回もそんな感じなんですが、我ながらメンドクサイです。
でも好きにすればいいんですよね。自分のことなんだから〜。
名刺も同じくぐるぐるしそうだったので、思い切ってシンプルにしてみました。
ま、そんな訳で、屋号の悩みは当分回避しました。ふー。
ただ、屋号は付けない代わりに、ちょっとした活動名を使うつもりです。それが屋号みたいに育っていってくれるといいな、と思っております。
★参考にした本
色々な方の事例が紹介されていて、とても楽しく読める本でした。おすすめ。
フリーでやるもよし、会社でやるもよし、小規模でもよし、大規模でもよし。なんでもよしなので「こうじゃなきゃ!」という思い込みから解放されます。まさにそれぞれの渡世術ですね。
イラストをいれつつ、節税についてぶっちゃけてる本。
しっかりした知識を得るためというよりは、税に対して気を楽にもって、自分らしいやり方をまもりながら、しなやかに取り組むための本でしょうか。
こちらは、割としっかりした知識ベースの本。
実用的な観点で「こうすべき!」という点が沢山書かれていますから、そういう点で参考になります。
私の性格だと読んでるとぐるぐるしてきちゃいますけどね。
さて、予定通り6月末で会社を退社し、7月からフリーランスなエンジニアとしてやっていくことに決めた訳ですが、それにまつわる手続きをしてきました。
誰かの役に立つかもしれないですし、備忘録程度に書いておきます。
★役所関連
まずは年金と健康保険の手続きから。
会社から「健康保険 厚生年金保険 資格等消失連絡票」というのをもらったので、それをもって役所にて手続きしてきました。
健康保険は任意継続ではなく、国民健康保険に切り替え。
年金、健康保険ともまだ振込通知をもらっていないので、それが来てからお金の振込やらなんやらやる予定です。金額がいくらになるか計算してませんが、去年の年収で計算されるので結構高いでしょうね。
★税務署関連
開業にあたって所得税の申告方法として青色申告をしてみたかったので、手続きをしてきました。
人を雇うかどうか、減価償却をする資産があるかどうかなどで出す書類は変わるらしいですが、当分一人でやるつもりなので、「個人事業の開廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」のみ出してきました。
書類の書き方をネットや本で調べていったものの、詳細が分からない点も多く不安だったのですが、税務署の方が丁寧に教えてくれ、あっさり終了。
こうやってやれば簡単なことでも、やる前は不安だったりしますよね。税務署って怖いイメージがあるし。
ちなみに最大65万円までの所得控除を受ける場合は、複式簿記で事業の帳簿を付ける必要があります。個人事業主のノウハウが書いてあるWebサイトや本では、市販の「〜の申告ソフト」みたいなものを使うことを推奨していますが、とりあえず表計算ソフトを使ってやってみてます。
簿記の仕組みをキチンとしりたいなぁ、と思っていることと、一応、日商簿記の三級を持ってることが理由ですが、途中で挫折してソフト買ってるかも知れません〜。わはは。
★事業口座開設
青色申告をするために帳簿をつけることと絡みますが、事業にまつわるお金の出入りを楽に管理するために新しい銀行口座を作りました。
どの銀行にするか迷ったんですが、東京三菱UFJはすでに口座を持っているので、三井住友にしてみました。駅前にあったし。
★名刺作成
Facebookなどを使えばあまり必要ないかなぁと思いつつ、名刺を頼んでみました。
最初、名刺のカスタマイズツールが使いやすかった【アスクル】でちまちま原稿を作ってたんですが、最後に注文する段になって、法人じゃなきゃダメ、ということが分かり、その原稿をスクリーンショットで撮って、【名刺作成のファースト】にて注文。アスクルさんありがとう、そしてさようなら!
ファーストを選んだのは、Illustrator以外のデータでも入稿を受け付けてくれていたことと、すべての用紙のサンプルを送ってくれる、という点です。
名刺のデザインをかなりシンプルにしたので、他社の一般的な名刺テンプレートが使いにくかった、という点もあります。
用紙のサンプルを注文中なので、届くのが楽しみです。
★その他、屋号について
手続きとしてはこんな感じで、3日間ぐらいバラバラに時間を使いましたが、手際よくやれば1日で終わる感じです。
そんな中、一番迷ったのは「屋号」をつけるかどうかです。会社名みたいなもんですね。
個人名で活動するなら無理につける必要はないのですが、なんとなくカッコいいってのもありますし、ハマった名前を付けられれば、色々な人に覚えてもらったり、イメージしてもらいやすいですから、屋号をつける意味は結構あると思います。
んで、つけたい名前も漠然とあったのですが、結果的に屋号はつけなかったです。
いくつか理由があるのですが、一つ目は自分の活動が5年先10年先どういう方向に行くのか、行かせたいのか、はっきりできなかったこと。二つ目は屋号を自分で作るのではなく、自分の活動実態を積み重ねた先に屋号みたいなものが立ち上がってくるのではないか?その方がしっくりくるのではないか?と思ったこと。三つ目は、屋号をつけてかっこよく見せよう、みたいな自分の気持ちが浅ましくて嫌だなぁと思ったこと。四つ目は、色々調べる中で「屋号はつけるべき!」みたいな思い込みが出てきて辛くなってしまったこと。
そんな考えがぐるぐるした先に「迷ったときはシンプルにいこう!」と思い、屋号はつけなかった次第です。
私は「〜すべき」とか、「こうしないと怒られたり嫌われちゃうのでは?」という「人から見た自分に対するイメージ」を想像しすぎて、ぐるぐるしてフリーズしちゃうことがあって、今回もそんな感じなんですが、我ながらメンドクサイです。
でも好きにすればいいんですよね。自分のことなんだから〜。
名刺も同じくぐるぐるしそうだったので、思い切ってシンプルにしてみました。
ま、そんな訳で、屋号の悩みは当分回避しました。ふー。
ただ、屋号は付けない代わりに、ちょっとした活動名を使うつもりです。それが屋号みたいに育っていってくれるといいな、と思っております。
★参考にした本
色々な方の事例が紹介されていて、とても楽しく読める本でした。おすすめ。
フリーでやるもよし、会社でやるもよし、小規模でもよし、大規模でもよし。なんでもよしなので「こうじゃなきゃ!」という思い込みから解放されます。まさにそれぞれの渡世術ですね。
イラストをいれつつ、節税についてぶっちゃけてる本。
しっかりした知識を得るためというよりは、税に対して気を楽にもって、自分らしいやり方をまもりながら、しなやかに取り組むための本でしょうか。
こちらは、割としっかりした知識ベースの本。
実用的な観点で「こうすべき!」という点が沢山書かれていますから、そういう点で参考になります。
私の性格だと読んでるとぐるぐるしてきちゃいますけどね。
相変わらず、ぐるぐるしてそうで何よりです(^^)。落ち着いたら独立祝賀パーティーでもやりますか\(^o^)/
by sbmorig (2011-07-28 23:13)
ぐるぐる〜。
そうですね。落ち着いたら一度集まりたいですな〜。
ぐるぐる〜。
by ひげたま (2011-08-01 18:49)