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【書評:名前のない生きづらさ 野田彩花・山下耕平】 [いま、ここ、わたし]

書きづらい。

いや、書評を書きづらいのはいつもなんですが、この本はなおさら書きづらい。

大阪を拠点とする【NPO法人フォロ】がやっている居場所活動である、【なるにわ】に参加している野田彩花さんの新聞連載をまとめたものをコアにして、日本における、不登校、ニート、ひきこもりなどの言葉の発生の経緯を参照軸にしながら、社会から名付けられることや、眼差されることについて、生身の自分であることと、社会的な存在である自分であることを、両方手放さずに、どこまで何が言えるのか、そんなことにチャレンジしているように感じました。

気になる方には読んでみてほしいです。

そういえば、以前、【ひげたまブログ 2007/11/13 「身体の社会学のブレークスルー―差異の政治から普遍性の政治へ」後藤 吉彦】という記事を書いたのですが、この本に書いてあることと少しだけ近いかも知れないです。

★ ★ ★

山下耕平さんの本は、2012年にもう一冊読んでます。

その時の自分のコメントが「私もなんとか生き抜きたいもんです」なんですが、とりあえず5年は生き延びました。

その当時から、本質的な生きづらさは変わってない気がしますが、それでもなんとか生きてます。わはは。

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