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村上龍「13歳のハローワーク」 [それでもどっこい生きてます]

こんにちわ。

長かった(?)年末年始のお休みも今日で終わりです。みなさんも、明日から仕事ですか?それとももう仕事だったりするんでしょうか。専業主婦の方は逆に「やっと休みだー」とか思っていたりするんでしょうか!?

わたしは休み中、実家に帰ったほかは、家でずーっとパソコンでネットゲームをしていました。どっかに出かけたいなぁと思いつつ、体調がいまいちだったり、起きたら午後だったり...。

ちょっとでも動かねばと思って、近くの本屋に行ったのですが、村上龍の「13歳のハローワーク」とかいう本が出てたので、ちょっと立ち読みしてきました。(買うまでいきませんでした)

タイトルどおり、13才前後の人に向けて世の中の職業を色々紹介した本なんですが、「仕事はつらく苦しい」というありがちな価値観を前提にせず、「仕事は楽ではないが、興味のあることを仕事にすれば苦ではない」「いい会社に就職すれば安泰というのは間違い」「どうせなら興味のあることを見つけたほうが幸せ」「大人になれば仕事をする必要がある。お金を手に入れて経済的に自由になりたいなら」というあたりを前提として、色々な職業を紹介しています。

各職業の説明には、その職業の有利な点、不利な点、現時点での問題点、その職業につく方法などが、それなりに細かく書かれています。

特に子供のうちは、自分の周りとメディアから(受動的に)得た情報しかもっていないことが多いので、必然的に世の中の仕事についても偏った知識しか持っていないと思います。
村上龍はその辺に問題意識を感じたのではないでしょうか?
「世の中には色々な職業があるでしょう?」という点に重きを置いて、なるべく具体的にイメージできるよう意識して書かれている様に思いました。

最近の村上龍の小説以外の本は、経済や教育などのテーマが多いですが、どれも率直に「なぜ?」から出発して、ぐるぐる考えたり色々な人に意見を聞いた上で「じゃとりあえずコレは変えないとダメじゃない?」と思ったことを、具体的に指摘する形になっていますね。
わたしの好きな視点です。

この本を薦めるような年齢の人は、見に来てないと思うのですが、よかったらどうぞ。

「明日から仕事いくの嫌だなぁ」とか思っていたので、思わず手に取ってしまったのかも知れませんが...。買ったほうが良かったのかも?(園芸農家の項目は熟読してしまいましたが)

では、また!


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