「自分の意見」は自分の意見？

こんにちわ。

「自衛隊派遣は是か否か」たとえばそんなことを考えるとします。「日本憲法があるからダメ」「国際貢献は必要だからヨイ」「アメリカ追随は良くないからダメ」などなど、ＴＶでも身近な人でも色々な意見があります。
思うのですが、こういうことを考える時って、初めから答えが決まっていることが多いのではないでしょうか？
身もふたもない言い方をすると、実は「よくないったらよくない！」「イイったらいいの！」という感覚(直感？)だけがガンとしてあって、後からアレコレ理屈をつけているだけなんじゃないかなぁと。そう思うことありませんか？

なんか年をとるごとに「自分の意見として何か理屈をくっつけなければ、、、」という考えに捕らわれていくように思います。さらにいえば、それに気づいてしまったが為に、嫌な気分になり、「この考えはよくないリスト」に追加してしまうんですが。むむむ。

若いころは「自分の意見」というものは、絶対的なもので、それをよりどころにしてガリガリ生きてきた気がするのですが、ここ最近は「思ったより自分の意見ではないのだなぁ」と実感しております。
自分の考えは「今」という時代にすごく影響を受けている様に思います。みんな、そんなモンなんでしょうか？

、、って、また、いまいち何言いたいか分からん文章になっている気がしますが、あんまり考えてると何も書けないので、ご容赦のほどを。もし気が向けば、改めて取り上げるかも知れないです。

「近代哲学再考」は、ぽちぽち進んでます。

名前だけは知っている、ルソーやらカントやらプラトンやらが、どういう時代背景を元に何を言いたかったのか、またその考えが近代までの流れでどういう風に影響を与えているのか、そういうことを分かりやすく説明している本です。
今の自分の考えてることと波長が合っているのか、読みやすくて面白いです。

「今の自分の考え」ってのですが、思い切って書くと「絶対的な考え方と相対的な考え方が、自分の頭の中で、どうして離れたり、くっついたりするのか。さらにその時、周りと自分の立場取りはどう影響しているのか」とでもいいますか、、、。
自分でも具体的に何を考えているのか分からないので、説明不能なのですが、なぜか、ど～しても書いておきたかったので、あえて書かせてもらいました。

あ、そこ石投げない様に。。。当たると痛いから。

では、また～。

近代哲学再考―「ほんとう」とは何か-自由論- 著者 : 竹田青嗣 径書房 発売日 : 2004-01-01 ブクログでレビューを見る»