「俘虜記」大岡昇平 [それでもどっこい生きてます]
こんにちわ。
一体世の中には、何冊の本があるんでしょうか? 自分にぴったりな本だけ考えたとしても、出会った数より、出会わない数の方が多いんでしょうね。
「人に言えない習慣、罪深い楽しみ」を読んでそんなことを考えました。
100冊ぐらいの本がでてきたんですが、その中で読んだことがあるのは、2冊のみだったのでした。むむむ~。
ちなみにその2冊は、「期間限定の思考」(内田樹)、「聴くことの力」(鷲田清一)。
今日は、
大岡昇平も、他の人の本に割りとよくでてきて気になっていたので、買ってみました。
「俘虜記」(ふりょき)は、戦争で捕まり捕虜になった筆者の体験記です。戦争もの特有の生々しさはあるにはあるんですが、描写の仕方がドライというか、論理的というか、その光景を切り取って検討するような感じの冷静な文章になっています。
なかなか面白い。
では、また。
2004-03-07 00:00
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