グインサーガ９５巻「ドールの子」

グインサーガの最新刊が出てたので買ってきました～。

グイン・サーガ95 ドールの子 著者 : 栗本薫 早川書房 発売日 : 2004-06-10 ブクログでレビューを見る»

続き物なのでひとつの巻の感想は書きづらいのですが、相変わらず登場人物の一人であるイシュトヴァーンは重いモノ背負ってます。
彼には早く心安らかな生活をおくれる様になって欲しいです。

「いま私たちが考えるべきこと」は、さくりと読み終わりました。
「上司は思いつきでものを言う」よりは深め重めな本です。もちろん、彼の文章ですから深刻な感じは一切しません。
そのかわり、こっちが根気負けしそうなほど、同じテーマについて「こんな感じ方もある」でも「こんなとらえ方もある」だって「こんな人だっているじゃない」と、色々な角度の考えを提示していて、結論なんてものはないんだ、と言わんばかりの展開をしていきます。

やっぱり、自分が自分で落ち着いていられる場所は、自分で考えて感じて見つけて行くのでしょうね。
人のためだけではなく、自分のためだけでもない、そんな場所。

この前、食べ物やで有線放送を聴いていたら、すごい素敵な歌がかかっていて、ずっと気になってたんですが、今日、ネットで調べてみたら、「てろてろ」って歌でした。
歌っている人は、矢野絢子って人。(http://www.yanojunko.com/disco.php)
ピアノ伴奏とそのよく通る声は、とてもストレートに気持ちをつついてきます。
女性ボーカルの歌を聞いてこんな気持ちになったのは、岡本真夜の「Tomorrow」以来かなぁ。
今の自分の気持ちにもぴったりしている、ってのもあるんでしょうけども～。

とにかくいい歌ですよ。おすすめ。明日シングルCD買ってこよう。

ではではー。

いま私たちが考えるべきこと（新潮文庫） 著者 : 橋本治 新潮社 発売日 : 2007-03-01 ブクログでレビューを見る»