身の回り3メートルの世界での孤独感

以前、【希望を歌う】でとりあげたmiyauさんの別なコラム【鼻歌でも歌いながら】に孤独の扱い方について書かれていました。

希望を求めて疲れてしまい、ふと周りをみて孤独を感じる。
そんな時どうすればいいいのか。

また、孤独を感じたとしても、果たしてその孤独がどういう種類のものかも検証する必要があるだろう。「大勢の人から好かれている」という抽象的状態に対する願望を本当に自分が望んでいるのかを突き詰めることでずいぶん生きやすくなるように思う。

私自身は、大勢の人から好かれたいとよく思います。寂しくて叫びたくなるようなときもあります。
でも、それが本当に自分の一番の望みなのか、それともただ自分で考えることに疲れただけなのか。
自分で考えることに疲れてしまうと、つい「もういいじゃないか。ただみんなと仲良くすればいいじゃないか」と思ってしまう。
でも、自分が何をしたいのか、本当に望んでいることは何なのか、それを考えないと生き易くはならない。悲しいかな、少なくとも私はそういう人間らしいのです。

でも、それはそれとして、孤独を感じて辛いなら無理をせず休む。
んで、歩けるときは歌でも歌いながら歩く。
コラムの最後の方で、それでいいじゃないかとmiyauさんは言っています。
私もそう思います。
でも、力を抜くには慣れが必要で、それは難しいことだな、とも思います。

コメント 3

「力を抜くには慣れが必要で、それは難しいことだな、とも思います」という言葉の結びに、ひげたまさんの〈生〉へのスタンスが垣間見えた気がしました。でも、そうですね、それはとても難しいですよね、本当に、本当に。
by auster (2006-10-16 01:28) 

私のコラムを取り上げていただきありがとうございました。
風邪っぴきだったので、お礼が遅くなりました。
私自身も「みんなから好かれるって何だ？力を抜くのも難しい」と悩みつつ、自分を励ますために格好つけて「鼻歌でも歌いながら」と書いてみました。
（書いている当の本人は、すごい鼻声にはなっているのですが（苦笑））。
by miyau (2006-10-16 15:49) 

> austerさん
ええ、とても難しいです。
もうちょっとお気楽にやれればいいんですが、どうやらそういう生き方が出来る様には生まれつけなかった模様です。
最近は単純に力こぶを作るんじゃダメなんだろうなぁという予感がしていて、そこのところをどうやって橋渡しすればいいのか考えてるんですが、全然分かりません。
とりあえず本でも読みながら、だらだらと探すしかないか、といった感じです。

> miyauさん
前回も今回も「歌」がキーワードになっていますが、歌はいいですよね。
どうしようもないと感じた時に、歌は「穴」をあけてくれると思います。
「入り口」にも「出口」にもなる穴。風通しを良くしてくれる穴。
これからもコラムの方、楽しみにしています。
風邪の方、早く良くなると良いですね。
by ひげたま (2006-10-17 00:25)