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あついあついあつい [それでもどっこい生きてます]

あつい。

今日はかなりの暑さ。

用事があって会社を休んだのですが、行けばよかったとちょっと後悔。(主に冷房)

★ ★ ★


→タイトルから推測すると、日本には格差なんてないよ、という主張の本かと思いますが違います。
といって、日本の社会は問題だらけだ、という本でもありません。
色々な統計的な数字を使って、日本の社会は諸外国と比べて恵まれているが、人々の要求水準が高いから、そういう風には思えないのだ、ただし、その要求は日本の可能性のひとつである、というようなことが書いてあります。
とにかくばつぐんに文章が読みやすく(3分の1ぐらい立ち読みしてしまった)、厚い本なのにとてもいいリズムで読めます。
その文章の良さと数字を元に色々説明することもあり、なんとなく説得させられてしまいます。
全体を通して、まだまだ日本はやれるんじゃない?悲観的に考えても何も出てこないよ、という風な読み物に読めますが、結局何かをしていかなければいけないのであれば、その数字に根拠がどれほどあるかはともかく、こういった「背中を押してくれるもの」を読むのは、ちょっとした小休止には良いようにも思います。
著者 :
東京大学出版会
発売日 : 2009-06-05
→まだ2巻を読み終わっていないですが3巻が出ていたのでゲット。

村上春樹の1Q83も店頭に並んでましたが、もうちょっと後に買おうかな、と思いスルーしました。

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