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夜勤終わり [いま、ここ、わたし]

今日の夜勤がおわった。

棚卸し業務は二回目ということもあって、一緒にやる社員の人も工夫してくれて、思ったよりスムーズに進み、いいかんじでおわりましたねー、って気楽に話せた。

マネージャーも私に気を使っているのか飲み物の差し入れがおいてあったし、そういえば前回もお菓子の差し入れがあったっけ。

棚卸しは20時からで、それまで結構時間があるんだけど、冷凍庫でがちがちに凍っている氷を割ったり、商品をのせるトレイを整理したり、普段なかなかできないことをやったりして、それはそれですっきりはした。

棚卸ししてたら、「おー、元気かー」って話しかけてきたおじさんがいて、だれだろーっと振り返ったら、いつも夜勤で入っていた他の人と間違ったらしく、「あ、ごめんなさい 人違いでした」と言われる。

その夜勤の人は、先月脳溢血で倒れてしまって今も入院中。

話しかけてきたその人は、「電話しても通じないんだ」と言っていて、他の人から入院してることは聞いてたみたいだけど、退院してきたんだと思って私に話しかけてきたとのこと。

魚の調理の仕方を教えてもらったことがきっかけで友達になって、お酒を一緒に飲んだりもしてたし、連絡が取れないことがとても悲しい、と話してくれた。

家は知らないし、会うことができないのが辛い、とも。

スーパーで働いてるとお客さんに声をかけられることはよくあって、同じ時間によく来るひととか、とても気さくに話してくるひとだとか、なんとなく知り合いになった気分になる。

そういうの自分は嫌いじゃなくて、だから売場に出てる時間は好き。

自分も住んでいる場所だし、こうやって、ゆっくりと知り合っていくこともあるのかなぁ、と思う。

話しかけてくれたおじさんの話を聞いて、ああ、やっぱりそういうこともあるんだな、って思えて、今日夜勤に行ってよかったな、と思う。

なにがおこるかなんて、さきまわりわかんないもんだよなー。

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「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」東畑開人 [いま、ここ、わたし]

おとつい図書館に予約してた本が来たとのメールがきたので、とりにいったら、なぜか2冊の本を渡された。

あれ?とおもったら、もう一冊は東畑開人さんの「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」で、そういえばずいぶん前に予約して、でも全部貸出中で借りられなくて、予約してたことを忘れてた。

今日、ベランダの掃除が終わって、ぼーっとしてて、橋本治さんの本でも読もうかなーって思ったんだけど、なんとなく東畑さんのこの本を読み始めた。

東畑さんの本は「居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書」と「心はどこへ消えた?」を読んでて好きなんだけど、この本を読み始めたら、嫌な気持ちが湧いてきて、あれあれ?と思う。

前読んだ二冊はエッセイだったけど、今回は具体的なカウンセリングの話で、こーしなさい、あーしなさい、って言われてる感じがして、なにかに従うのがすごい嫌な今の自分にはあわないのかもなー、と思いつつ、それでも、もうちょっと、と思って読みすすめた。

第二章に、他人はわかってくれないから話さない、なにか決めるのも話さないで一人で決める、みたいな人の例が出てきて、あー、自分もそうだなーって思う。

よく兄貴には「お前は本当に家族に相談しない」って言われてて、実際、高校の進学もコンピューターの専門学校に行くことも、東京に出てくることも、勝手に決めて、勝手にやってきた。

それはたしかに、他人はわかってくれない、って思っていたから。

話しても否定され、拒否される、という気持ちが強いから。

同性が好きだ、ということも、わかってくれるはずはないと諦めてたから、ずっと誰にもはなす気になれなかった。

この本を読みながら、あー、まだそういう気持ちあるなー、話すの怖いんもんなー、って思う。

他人にあれこれ言われることを嫌に思う気持ちを感じながら、その上で、ひとにすなおに話せるようになっていきたいよなー、とも思う。

こころだけが見つからない、か。

うん。

最後まで読んでみよう。


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ベランダの植物を整える [いま、ここ、わたし]

植え込みに続いて、ベランダの植物たちを整える。

ベランダも今年に入ってから掃除とかしてなくて、それは植え込みから無理やり持ってきた牡丹や球根たちが所狭しと並んでて、なにをどうするにも手がつけられない感じがしてたから。

でも、植え込みに牡丹や球根を戻すなら、このごちゃごちゃをなんとか整理して、牡丹も芽かきとかして、今後に備えたい気持ちが湧いてきたから、えいやっと、はじめてみた。

ほんとに空いてる場所がなくて、どうにもこうにもできなくて、最初は、うーん、、、って唸ってたんだけど、ちょっとひらめきがあってやりだしたら、なんとか進み始め、それっぽい感じに整えることができた。

本当にごちゃごちゃだったベランダが、久々にスッキリして嬉しい。

なんとかなるもんだねぇ。

牡丹や球根は秋に植え込みに移すつもり。

そんな感じできれいになったベランダを、ぼーっとみてたら、たまに話しかけてくれる93歳の近所のおばあちゃんが話しかけてきた。

近所のゴミ事情のことや、生活のこと、体調のこと、花が咲いててきれい(いまは白いあじさいが咲いてる)だって話とか、色々話してくれた。

「長生きなんてするもんじゃないわ。知り合いはほとんど死んじゃったし寂しいよ」

「若くて体調が良いうちに思いっきり楽しむのよ」

そんなことも話してくれた。

ベランダ掃除してよかったなー。

疲れてても気になってることをやれると気持ちいいな。

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