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今は焼け跡 [いま、ここ、わたし]

橋本治の「’89」を読んでる。

その中で昭和が終わった時の街頭インタビューで「焼け跡に立っているようだ」という表現をしたおばさんの話がでてきて、橋本治も「それだな」って書いてるんだけど、私は去年、コロナが流行りだして、色々な自粛が強制されていった時、「これは戦中だな」って思って、ということは、このあとは「焼け跡から出発するんだな」と思ってたので、読んで、「あ、同じだ」と思った。

昭和天皇が崩御した時にも自粛があって、東日本大震災でも自粛があって、コロナでも自粛がある。

「’89」は、そのことについて、日本のこれまでと連動させて、もっと突っ込んだことを書いているんだけど、読み進めていけば、なるほど感は強くなる気がしている。

この本は、今じゃなかったら、読んでもこんな納得の仕方はできなかったと思う。

自分の準備が出来て、だから読むことになっている感じ。

最近、本を読むとすぐ眠くなっちゃうので、なかなか読み進まないけど、それも含めて読んでいこうと思う。



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ネット回線変更完了 [いま、ここ、わたし]

今日、新しいネット回線になった。

パソコンの通信速度は下がった(特にアップロード時)けど、ルーターのWiFiの性能がいいのか、iPhoneの通信速度は上がった。

微妙に嬉しい。

★ ★ ★

昨日、ブックオフの査定結果が来た。

思ったより高くてびっくり。

全部で52冊売ったんだけど、詳細を見てみたら、「ザ・ブルーハーツ ドブネズミの伝説」が、841円で一番高かった。


荻窪にある【本屋 Title】に、【安達茉莉子 イラスト詩集 『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』刊行記念原画展】を見に行った時に偶然見つけて、即買ったもの。

ブルーハーツの歌詞について書かれた本で、一昨年、去年といくつか自分で歌詞をかいたこともあって読んでみた。

内容的にあまり強い印象は残ってないんだけど、良いタイミングで読めたとは思った。

その他にも、いくつかレアな本は高く買い取ってくれてて、逆に有名な本は安くて、当たり前かもしれないけど、なんとなく不思議にも思いつつ、どの本もとにかく家計の足しになってくれてありがとう、という気持ち。

★ ★ ★

家でネットに接続してる機材は、パソコン、iPhone、nasne、テレビ。

nasneは今朝ブログに書いたように( 【nasneのスタッフクレジット】 )設定を確認しておいたんだけど、ネット回線を切り替える前に念の為テレビの方の設定を確認してみた。

ほとんどテレビは使わなくて、nasneで録画したものもPS4を売ってからはパソコンのアプリで見てたんだけど、テレビの設定にnasneって項目があって、あれこれ確認してみたら、なんとこのテレビ(ソニーのブラビア)はnasneと連動できることが判明。

わー。4年間、ずっと知らんかった。

テレビからの操作でnasneへの録画もできるし、もちろんnasneで録画したものも見れる。

いやぁ。あはは。びっくりです。

Netflixとかを直接見れるのは知ってたけど、まさかnasneと連動できてたなんて。

少し、テレビの起動率があがるかも。

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nasneのスタッフクレジット [いま、ここ、わたし]

テレビはほどんど見ないけど、一応テレビはあるし、たま~に見たい番組もあるから録画できるようにnasneを持ってる。

4年前に引っ越した時、PS4と同時にnasneを買って、ビデオデッキを捨てた。場所取るから。

★ ★ ★

今日は、ネット回線の切替日で、念の為、nasneの設定を確認しておこうと思ってiPhoneで設定画面を開いたら、「本アプリについて」という項目が何故か目に入り、その中を見たら「クレジット」があった。

開いてみると、ゆったりとしたBGMとともに開発者や関わったスタッフのクレジットが流れ出した。映画みたいなやつ。

「ああ、こういうアプリでもクレジット入れたりするんだ」とちょっと感動して、自分がゲーム開発を始めた頃、スタッフクレジットがあるゲームと無いゲームがあって、なんでだろうと同僚と話したことを思い出した。

その時はスタッフクレジットに名前を載せないことで、他社から人材の引き抜きに使われることを避けてるんじゃないか、とか、下請けが開発してることがバレないように、とか、話した気がする。

本当のところはわからないし、それぞれ事情があったり、なにも考えてなかったりするんだろう。

★ ★ ★

二社目の主に下請けの会社に勤めたとき、自分がすべてプログラムをしたゲームにスタッフクレジットを入れるかどうかが議論になって、スケジュールがきつかったし、マネージャー的にはなしにする方向だった中、「作ります」って言って、やや無理やり入れたことがあった。(他の開発スタッフの人は喜んでくれた記憶がある)

さっき、nasneのスタッフクレジットを見て、なんでただのスタッフクレジットに感動してるんだろうと思いつつ、そんなこんな自分のことも思い出しながら、この文章を書いてる。

どんなものにも作った人、関わった人がいるんだよね。

それは当たり前のことなのに、スタッフクレジットなどで表さないと、つい忘れてしまったりする。

どんなものでも人が関わっているのに、間にお金を介することで人が消えていく。

それは自分が消えていくことでもあって、自分が関わったことがなかったことになっていく。





ここまで書いて、スタッフクレジットに関して、昔記事を書いた気がして検索したけど出てこなかった。

ちょっと近い記事はこの2つ。

【2006/07/03 PS3とかWiiとかコストとかマネージメントとか】
【2009/06/18 面白いゲームが当たり前に存在する奇跡】

うん。そうだ。当たり前のことは当たり前じゃないんだ。

慣れることは良い面もあるけど、鈍感になることでもある。

だから、nasneのスタッフクレジットが当たり前のことを表してるだけなのに感動しちゃう。

思い出させてくれてありがとう。nasne。

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