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ハングル能力検定試験 [いま、ここ、わたし]

6月6日(日)に【ハングル能力検定試験】を受けた。

受けた級は5級と4級。午前と午後で近いレベルの級を2つ同時に受けられる便利な仕組みになっている。

試験から帰ってきたら、さっそくネットに正答データがアップされていたので自己採点してみたら、5級は84点で合格、4級は49点で不合格だった。

まずは5級が合格してよかった。

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なにか外国語を一つ身につけたいという思いはずっとあって、フリーランスになった時に英語の勉強をしてTOEICを受けたりした。

使った本の中で「英語耳」という本があるんだけど、「発音することで聞き取れるようになる」というその方法は自分にうまく合っていて、ある程度の聞き取りができるようになって、それは【2012/03/23 GDC2012参加&英語とか】で書いたように、実際の旅行でも役に立った。



ただ、会話することはあまりできなくて、これは何か違う方法でやらないとダメかなぁ、と思いつつ、英語の学習はストップした。

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韓国語を始めたきっかけは、2018年4月27日に韓国と北朝鮮の南北首脳会談を生放送でみたこと。

内容は全然分からないもののなぜか気になってずっと流し続けてたら、日本語と発音が似てる単語がちらほら聞こえてきて、韓国語が日本語と語順が一緒なことは知っていたけど、単語が同じなものがあるとは知らなかったのでびっくりした。

それに、韓国と北朝鮮のトップ二人は通訳なしで話をしていて、「ああ、同じ言葉を使う国同士なんだ」と当たり前のことに感動したりもした。

あと、先日の【2021/06/03 ブログ振り返り(49歳編)】でも少し書いたドキュメンタリー映画STANDARDを見たことをきっかけに通うようになった新宿三丁目にあるバー【タックスノット】で、日本に住む韓国人の人達と交流を持ったことも、きっかけの一つ。

韓国語は2018年8月から【りんどうむくげ工房】という、東急池上線の蓮沼駅近くにある教室で勉強している。

韓国語の教室をネットで探していて見つけた場所で、音読を中心にして、とにかく話すことを重視した授業は、英語耳で手応えのあったやり方に似ていたし、トレーナーの方が日本人でなんでも聞けそうだったこともあって通うようになる。

ここは個人経営の小規模な教室。

今通っているボイトレも個人経営の教室なんだけど、大手がやっている教室はなんとなく気が向かなくて、家から近かったこともあってここにした。

去年からはオンライン授業に移行してて、コロナで外出が出来ない中、定期的に続けられることがあったのはとても助かったし、最初はオンラインだと続かないかな?と思ったけど、移動がない分逆に楽で、基礎の発音は対面で習い終わっていたこともあって、色々な面でスムーズにやれている。

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さっき計算したら授業を受けた時間数は3年弱で約262時間。

とにかく続けることだけを考えて無理な予習復習などはほぼしていないし、トレーナーの方も無理しないように言ってくれるので、それも長い間続けられている理由なんだろう。

少し前までは単語や文法を忘れたら「覚えられないなぁ」と嫌な気持ちになったりしてたけど、そんな気持ちになってもなんのいいこともないとはっきり分かってからは、忘れることは当たり前で、ただ続ければいいと思えている。

今回の試験も受かることが目的ではなくて、ただ自分の現状を一度確かめておきたいと思えたから受けたもので、当日変な緊張をしないように試験の仕組みを知っておくために過去問題を二種類やったのと、単語の振り返りを少しやったぐらいで、事前の試験対策とかはしなかった。

中学ぐらいから試験対策が嫌いで、今まで習ってきて身についていることを確認するんだからと思って、直前の詰め込みみたいなものはあまりしなかった。

あ、そういえば、昔そんな話を知り合いの東大に合格した人としたら、「バカだな。試験なんてただのゲームなんだから真面目にやる必要なんてないんだよ。点だけ取れればいいんだよ」って言われて、それはそれで説得力があって、なるほどなぁと思ったなぁ。

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今回、試験を受けていたのは9割近くが若い女性だった。

トレーナーの人も「受ける人は若い女性がほとんどですよ」と言っていたので、びっくりはしなかったけど、ほんとそうなんだなと実感した。

その中でも年配の男性がポツリポツリといたりして、「この人はどういう動機で韓国語をやっているのかな」と自分に引きつけて想像したりした。

英語や中国語なら広く仕事や交流に使えるし勉強する動機は分かりやすいけど、韓国語は必ずしもそうじゃない。

なんで自分は韓国語をやっているのか。

韓国映画は好きだけど、K-POPをよく聴くわけでも、韓流ドラマをよく見るわけでもない。

ただ最初のきっかけに書いたように、どうも私は韓国というよりは朝鮮半島全般のことが気になっているみたいではある。

隣の国なのにびっくりするぐらい何も知らないんだよな、と、少し歴史を調べたりしてると思う。

この前、牡丹を韓国語でなんというか調べてたら、「モランボン(모란봉)」という言葉が「牡丹峰」のことで、平壌に【牡丹峰】という場所があることを知った。

いつかそこに行けたらいいなと思う。

お金のこともあり、どこまで韓国語を続けるか迷ったりはしてるけど、細く長く続けていって、いつか「ああ、この時のためにやってたんだ」と思える日が来たら嬉しい。

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